ネルソン日和

南半球・ニュージーランドにある街、ネルソンでの日々を綴っています。

NZの小学校事情☆Part 2

前の記事「Back to School!」でも
こちらの学校事情を紹介したんですが
今日はその第2弾です。

1.Meet the Teacher

今夜は長女の通う小学校で
Meet the Teacherと呼ばれる会がありました。

そのまんまの意味で、「担任の先生に会う」集まりです。
日本だと「懇談会」みたいな感じかな。

新学期が始まったばかりなので
担任の先生と保護者が会う機会を持ち
この1年、どのようなことをクラスで取り組んでいくか
みたいなことの説明会でした。

うちは今もまだ教室まで送り迎えをしているので
毎日担任の先生には会っているけど
普段その機会がない保護者にとっては良い機会ですよね。


2.Parent Help

こちらの学校はとてもオープンで
親はいつでも来てください、ウェルカムって感じです。

そして、Parent Helpばれる
「保護者が授業の手伝いに入る」システムがあります。

こちらの小学校低学年では
読み書き、算数などの科目のとき
子どもたちのレベル別にグループを作り
グループ別に勉強することが多いです。

そのとき、先生が1つのグループ、または個人別に指導しているときに
その他のグループを見て回る役をするのが、ペアレントヘルプ。

あと、遠足などの課外授業のときにもペアレントヘルプを募ります。
と言うのも、こちらの学校では「大人1人につき子どもが何人まで」って決まりがあり
小学校は分からないけど、幼稚園では大人1人につき子ども4人(5人?)だったはず。
そして、水辺(海やプール)に行くときは特に大人の数が必要になるのです。

日本と比べると、先生への負担がかなり少ないと思います。
学校の方針としても、学校側に全部まかせるのではなく、保護者もどんどん関わり
家族みんなで、地域みんなで子どもたちを育てて行きましょう!と言った感じです。


3.通知表は毎学期もらうわけではない!

通知表は学期ごとではなく、1年に2回みたいです。
それは、通知表は20週ごとに書くからだそうで。
こちらNZでは4学期制をとっており、1タームが大体10週ずつ。
なので、通知表は2タームごと、半年に1度ってことですね。

去年の終わりに、長女も初めての通知表をもらってきました


4.スクールビジットがある。

こちらの小学校では、入学前に何度か学校訪問があります。
スムーズに学校生活に慣れることができるように
大体は3~4回(多いところで10回=1学期)、自分が入るクラスに参加して
担任の先生とクラスメイトに会い、午前中だけ、午後までという段階を踏んで
小学校生活の予行演習をするのです。

日本だと1年生は、4月の間は午前中だけだったりしますよね。
こちらは入学式も無く、入学する時期もバラバラなので
初日から1日授業になるのです。
なので、こうやって予行演習で1日の流れを体験できるのはいいですよね


今日はこんな感じです
また何か気づいたことがあったら紹介しますね