ネルソン日和

南半球・ニュージーランドにある街、ネルソンでの日々を綴っています。

お年玉とお小遣い事情。

お正月と言えば、子どもたちはお年玉がもらえる♪嬉しい時期ですよね。

こちらでは、クリスマスが日本のお正月みたいなもので
たくさんのプレゼントをもらうけど
お正月は特別なことは何もありません。

なので、お年玉の存在をすっかり忘れてたんですが
母と電話で話したときに、娘たちにも渡したらどうかと言われ
今年から始めることにしました。

3年前のお正月に日本へ帰国したときには
親戚からお年玉を頂いたけど
そのときにはお金の存在を知らなかったので
全部貯金にまわしました。

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今年から始めたのは
今ならお金のことを理解していると思ったから。

と、言うのも。

去年長女が小学校に入学したころから
我が家ではお小遣い制をスタートしました。

まだ早いかな?とも思ったけど
「お金には限りがあって、何でも買えるわけではない」
「欲しいものがあるなら、自分のお金を貯めて買う」
と、いうことを教えるのに、もう十分理解できる年齢だと思ったので
小学校に入学というタイミングで始めました。

それと、長女にはどうしても欲しいおもちゃがあったんです。
なので「貯金する」と言うことを教える、いいタイミングだと思ったんです。

週に$1のお小遣い。

途中、いろんな誘惑があったけれど
その都度、「これはいくらで、これを買うにはあといくら必要で
これを買ってもいいけど、そうすると1番欲しいおもちゃは買えなくなっちゃうよ」と説明すると
長女は誘惑に負けることなく、欲しいおもちゃを買うために貯金してました。

それから半年近くかかって
ようやく念願のおもちゃが買えるほどお金が貯まりました!

実際には、セールの時に私が買っておいて
その金額に到達した日に、娘が私たちに支払う形でしたが。

学校から帰ってくると、その週のお小遣いをもらい
ようやくおもちゃを購入できる!
朝からウキウキしていた長女
念願のおもちゃが手に入って嬉しそうで
初めての自分のお金での買い物で、少し誇らしげでした

自分のお金で買ったおもちゃ。
時間はかかったけど、それが「本当に欲しいか」を考える時間にもなり
お金についての概念も少しは理解できたはず。

もともと、買い物に行っても「これ欲しい、これ買って」と言うことはあっても
お店でダダをこねたりするタイプではない娘たち。
今は自分のお小遣いがあるので
「何か欲しいものがあるなら自分のお金で買いなさい。
そのときは、本当にそれが欲しいものなのか
よーく考えてからにしなさい」と話しています。

話はお年玉のことに戻りますが。

元旦の朝、娘たちに
「日本では新年の挨拶をするんだよ。」と教えて
「あけまして おめでとう」と挨拶をしました。
(もちろん、正座+お辞儀をして。)
それからお年玉の話をして
今年もいっぱい遊び、いっぱい学んでねと言って
お年玉を渡しました。

そして、そのお年玉はそれぞれ娘たちのお財布にしまいました

これからどういった使い方をするんだろうか。
それは娘たちにまかせることにします


みなさんのご家庭では、お小遣いっていつから始めましたか?
または、始める予定ですか?
私が子どものときは、お小遣い制ではなく
必要なときに親にお願いしてもらう形でした。
お小遣い制に憧れたときもあったなぁ