ネルソン日和

南半球・ニュージーランドにある街、ネルソンでの日々を綴っています。

13歳以下のGP診察料が無料になります。

最近、日本のテレビ番組でニュージーランドがよく取り上げられているみたいですね。
そんな中、何かの番組で「NZは医療費が無料」って言ってた気がするんですけど
それは正確な情報ではありません!

確かに、公立の病院だと無料です。
ネルソンだと、ネルソンホスピタル
事故などで怪我をして救急に行くとか(救急車は有料です。)
出産費用は無料です。
(いくつか条件はあるけど。)
あと、紹介状をもらってから行く場合。

でも、普段風邪ひいたり何だの理由でお医者さんに診てもらう場合は
GPと呼ばれるファミリードクターに行くことになります。
その場合は、診察料がかかります!
料金はGPによって違います。
(ネルソンだと25歳以上の場合、大体$35~45ぐらいなのかな。)
もちろん、薬代は別ですよ。

また、登録していないGPだったり
After Hours(診療時間外)のところに行くと
登録している人よりも料金は高くなります。

なので、医療費が完全に無料ってことでは無いんです

そしてここまでの話は、大人の場合でした。


子どもはと言うと、確か今までは6歳未満は無料だった気がします。
でもそれが、来月(2015年7月1日)から

(殆どのGPで)13歳未満の診察は無料
通常の処方箋代$5も無料
After Hoursの診察も無料

に、なるらしいです

イメージ 1

Ministry of Healthのウェブサイトより)
画像をクリックすると、Ministry of Healthのサイトに飛びます。

子どもはよく風邪ひいたり体調崩したりしますよね。
特に小学生くらいの年頃までは
お医者さんのお世話になることもよくあること。
それが、13才まで無料となるととても助かります!
(ま、風邪ひいてGP行ってもパラセタモール処方されて終了だけど)

これなら、少しでも心配なことがあると躊躇せずに診てもらえます。

NZの医療システムに問題点は色々あるけど。。。

歯の治療が18歳未満は無料だったり
GPが13才未満無料だったり
こういった面では、子育てするのに優しい国だなぁと思います。

以上。
NZの医療費事情でした


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